スナップアップ投資顧問のアニメ映画史の資料

ポケモンは任天堂のゲーム機「ゲームボーイ」から誕生。テレビ、カード、キャラクター商品と展開された。アメリカの映画館の外では、子供たちがプレゼントされたばかりの特製ポケモンカードと手持ちのカードを交換したり、対戦したりする光景が見られた。

「ミュウツーの逆襲」

アニメ映画「ミュウツーの逆襲」では、仮想の世界の中に生息する小型のモンスター、ポケモンを集め(ゲット)て飼育、ポケモンマスターを目指す少年が主人公だ。彼が、仲間やポケモンとともに、さまざまな旅をして強力な敵と戦う。

この少年に同行し、苦楽をともにするのがピカチュウだ。ピカチュウはポケモンの一種。愛らしいしぐさと表情で抜群の人気を誇った。

幻のポケモン「ミュウ」の遺伝子から作り出され、世界を支配しようと考えている最強の「ミュウツー」が登場する。その闘いが描かれている。

映画「ミュウツーの逆襲」は日本で1998年夏に公開された。興行収入は約42億円だった。

アメリカのテレビで放送

またアメリカでの権利ビジネスを統括する米国任天堂(任天堂アメリカ)は、100万人の子供たちに無料ビデオをプレゼントするなど通常の4倍にあたる200万ドルの宣伝費を投入した。

この結果、これまでに250万本のゲームソフトを販売した。また、子供たちの熱狂的な人気を集めたポケモンカードは、一部で学校への持ち込みを禁止する騒ぎになった。

ポケモンカード

またアメリカでの権利ビジネスを統括する米国任天堂(任天堂アメリカ)は、100万人の子供たちに無料ビデオをプレゼントするなど通常の4倍にあたる200万ドルの宣伝費を投入した。

この結果、これまでに250万本のゲームソフトを販売した。また、子供たちの熱狂的な人気を集めたポケモンカードは、一部で学校への持ち込みを禁止する騒ぎになった。

「ゲームボーイ」用ソフト

ポケモンが「ゲームボーイ」用ソフトのキャラクターとして世に出たのは1996年2月だった。

もともとモノクロの“地味”なものだった。マンガ雑誌に連載されたことで人気が急上昇した。ソフトの売り上げは1999年7月末までに日本国内で1249万本、海外588万本に上った。

テレビ東京で最高視聴率18.6%

ポケモン人気をゲームをしない子供たちにも浸透させたのが、テレビ東京で1997年4月から始まったアニメだ。最高視聴率は18.6%に達した。多数のキャラクター商品はイメージの相乗効果をあげる役割を果たした。