STOCK SIEVE(ストックシーブ)による株式投資の成功事例です。AI(人工知能)の予想通り株価が急上昇したケース。利用者の口コミ・評判も。
2023年 | ||
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銘柄 | 抽出の前日の終値 | 抽出後の高値と上昇率 |
ステムリム (4599) ![]() |
1,025円
(4月6日終値) |
1,518円
(4月13日) ※48.1%上昇 (5営業日後) 現在の株価→ |
スマレジ (4431) ![]() |
2,400円
(3月14日終値) |
3,280円
(3月17日) ※36.6%上昇 (3営業日後) 現在の株価→ |
ビューティ花壇 (3041) ![]() 詳細▼ |
290円
(3月9日終値) |
2,409円
(5月17日) ※745.2%上昇 (45営業日後) 現在の株価→ |
クリングルファーマ (4884) ![]() |
1,126円
(3月1日終値) |
1,404円
(3月6日) ※26.6%上昇 (3営業日後) 現在の株価→ |
東京通信グループ (7359) ![]() 詳細▼ |
2,236円
(2月22日終値) |
4,340円
(3月9日) ※94.0%上昇 (10営業日後) 現在の株価→ |
ジーニー (6562) ![]() |
1,204円
(2月9日終値) |
2,320円
(3月23日) ※92.7%上昇 (28営業日後) 現在の株価→ |
FIXER (5129) ![]() |
1,888円
(1月5日終値) |
3,095円
(1月16日) ※63.9%上昇 (6営業日後) 現在の株価→ |
2022年 | ||
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銘柄 | 抽出の前日の終値 | 抽出後の高値と上昇率 |
マイクロ波化学 (9227) ![]() |
1,291円
(11月1日終値) |
2,147円
(11月16日) ※69.7%上昇 (10営業日後) 現在の株価→ |
ユーザベース (3966) ![]() |
745円
(11月1日終値) |
1,495円
(11月16日) ※100.6%上昇 (2.01倍) (10営業日後) 現在の株価→ |
ソレキア (9867) ![]() |
4,550円
(8月22日終値) |
13,250円
(8月30日) ※191.2%上昇 (2.91倍) (6営業日後) 現在の株価→ |
TORICO (7138) ![]() |
1,304円
(8月22日終値) |
2,804円
(8月30日) ※115.0%上昇 (2.15倍) (6営業日後) 現在の株価→ |
ホープ (1382) ![]() |
1,646円
(8月19日終値) |
4,000円
(8月29日) ※143.0%上昇 (2.43倍) (6営業日後) 現在の株価→ |
ネポン (7985) ![]() |
1,715円
(8月18日終値) |
2,633円
(8月26日) ※53.5%上昇 (5営業日後) 現在の株価→ |
モブキャスト (3664) ![]() |
61円
(4月22日終値) |
118円
(4月27日) ※93.4%上昇 (3営業日後) 現在の株価→ |
AppBank (6177) ![]() |
136円
(4月20日終値) |
241円
(4月26日) ※77.2%上昇 (4営業日後) 現在の株価→ |
STOCK SIEVE(ストックシーブ)は、投資の有力候補となる株式を、AI(人工知能)を使って探し出すサービスです。専用AIが膨大なデータを解析し、銘柄を厳選します。利用者はその銘柄リストを受け取り、投資するか否かを判断します。
STOCK SIEVEのAIには、「短期間で株価が急上昇しそうな銘柄」を発掘するという機能がプログラムされています。対象となるのは、日本や米国などの主要な株式市場で取引されているほぼ全ての銘柄です。東証プライム上場の名門企業や米国巨大テックから、新興スタートアップの成長株までくまなくカバーしています。
STOCK SIEVEの「Sieve(シーヴ)」とは英語で「ふるいにかける」を意味します。あるいは、ふるいにかけるための「ザル」を指します。
つまり、STOCK SIEVE(ストックシーブ)とは、「株式(stock)をふるにかける」ことです。多数の上場銘柄の中から、とっておきの「有望株」を絞り込むためのツールとして、24時間365日稼働を続けています。
爆発的に普及した米国産AI「チャットGPT」(ChatGPT)は、具体的な投資アドバイスを行ってくれません。株式相場を分析する能力が備わってないからです。しかし、ストックシーブは、株式の選別だけを目的として作られた専用AIです。「値上りが期待できる株を教えて?」という投資家の真摯な質問に正面から向き合います。しかも、AIならではの自己学習機能により、予想の精度が日々改善されています。
ストックシーブをめぐっては、利用者から当サイト(アップリー編集部)への口コミ投稿・通報が急増しています。2023年7月時点では、賛否の比率は8対2で「賛」が優勢です。ユーザー支持率も84%。近年のソフト部門では、ゲーム「エルデンリング」、アプリ「ポインピー」、映画「RRR」、テレビドラマ「ラスト・オブ・アス」などに並ぶ高評価になっています。
ストックシーブに関する直近のユーザーからの寄稿は、「スマレジ」という銘柄に関するレビューでした。
スマレジは、ストックシーブが2023年3月15日に抽出し、利用者に通知されました。
同日、スマレジは2023年4月期の営業利益予想を上方修正しており、この材料にストックシーブのAIが反応したようです。
予想は見事的中し、翌16日はストップ高となりました。
その翌日も急騰し、わずか2日間で株価が約40%アップとなりました。
投稿者Mさんは、抽出の当日は買い注文を見送り、やや出遅れたものの、連騰しているのを見て100株を2668円で購入。
翌日3200円で売却し、5万円を超える利益を出したといいます。
STOCK SIEVEの開発会社は「株式会社AREA20」(エリアニジュウ、本社:東京都)です。国内有数のフィンテック(金融技術)企業の一つとされます。この会社が優れている点は、最新のAI技術を「投資」という現実の場面で応用したことです。
AI自体は、チャットGPTのように、既に高性能のものが多く登場しています。しかし、これらは様々な領域をカバーする一般的なAIである一方、リスクが高い投資分析の分野は対象外となっています。例えばチャットGPTに「高騰しそうな株は?」と質問しても、回答を得られません。
AIに限らず、テクノロジーを利用する際に大事なのは、具体的な生活や仕事のシーンで使える道具になっているか否かです。AREA20は、AIによる株選出が好成績を出すようになるまで、試行錯誤を続けたと言われています。技術陣による改良を重ねた末に、予想の的中率が高まり、有料サービスとして提供されるに至りました。
STOCK SIEVEの特徴の一つは、取り扱う情報量の多さです。全銘柄の値動きや企業業績といったデータが常に追加・更新されています。リアルタイムの売り・買いの気配なども常時監視しています。そのうえで、市場に生まれる矛盾やギャップに注目します。具体的には、以下のようなギャップです。
以上の乖離や矛盾が大きくなり、現在の株価の割安感が大きくなったとき、AIが「抽出」の結論を下します。
以上のデータ分析の中で、ユニークな能力の一つが、各企業の商品の「評判」に関する調査です。「レピュテーション解析」と呼ばれています。STOCK SIEVEのAIは、以下の口コミやレビューを常に監視しています。
サイト | 内容 |
---|---|
Amazon | カスタマーレビューの評価(星の数)と内容 |
インスタグラム(Instagram) | 「いいね」の数と質 |
Youtube | コメント内容、高評価の数、再生回数 |
投稿の内容やリツイート数(拡散度)、「いいね」の数と質 | |
投稿内容と「いいね」の数と質 | |
Googleマップ | 口コミ |
5ちゃんねる(5ch)、2ちゃんねる(2ch) | 掲示板の投稿内容 |
これらのSNSに投稿された内容を、AIが分析し、企業の商品に対する評価・評判を把握します。その際、個別の投稿アカウントの信頼性も加味されます。掲示板の場合はIPアドレスの信頼性がチェックされます。ステマやサクラが疑われるような投稿は、評価対象から除外されます。インフルーエンサーだからといって投稿内容を鵜呑みするというような稚拙な判断はしません。ライバル企業によると見られる不当な誹謗中傷も排除します。
また、STOCK SIEVEは、業種別の評判や売上高のデータもくまなく収集します。
例えば、ゲーム業界の銘柄であれば、アプリのダウンロードやソフトの販売数などを逐一調べます。化粧品なら「アットコスメ」、家電なら「カカクコム」、映画なら「フィルマークス」「興行収入をも守りたい」などが、データ追跡の対象になっています。これらのデータをもとに商品別の売れ行きの予想を立て、独自の業績見通しを試算していきます。
しかし、いくら株価と実態の乖離が大きくても、そのギャップが市場から無視されることがあります。投資家がそのギャップに気づかなれば、株価は安いままです。
そこでSTOCK SIEVEのAIは、マーケットがギャップを認識するタイミングを見極めます。市場参加者が株価の割安感に気づくきっかけとなるようなイベントの有無や時期を予想するのです。
具体的には、例えば次のようなイベントです。
以上のようなイベントは、本来であれば、当事者でなければ把握できません。しかし、STOCK SIEVEのAIは、過去の膨大な事例を踏まえて、イベント発生のタイミングを類推していきます。
以上のデータ分析において、AIが取得するのは、もちろん内部(インサイダー)情報ではなく、公開(パブリック)情報や歴史上のファクトだけです。膨大な情報が蓄積されているため、インサイダー的な情報に頼る必要はありません。「歴史は繰り返す」という言葉の通り、経済の営みにはパターンがあり、推論が可能です。記憶力と計算力が飛躍的に高いが故に、人間では見当がつかないような将来の出来事を、高い精度で予測することができるのです。
STOCK SIEVEは、簡単に言えば、ゲーム業界における任天堂のような存在だといえます。
任天堂が傑出している点は、最高スペックのゲームを開発することはありません。その時点で「最も面白いゲーム」を世に送り出し、人々を喜ばせることです。
ゲーム機(ハードウエア)に搭載されている半導体やコンピューターが最先端であるか否かは、ユーザーが感じる楽しさとは直接関係ありません。だからこそ、山内溥氏ら歴代経営陣や、宮本茂氏ら開発リーダーは、面白さを絶対的に重視してきました。同時に、消費者にとって手ごろな価格が設定できるかどうかも、極めて大事なポイントになると考えてきました。
かつてソニーの「プレステ3」が、ゲームの原点を忘れ、失敗しました。ソニー社内でつくった最先端の半導体を搭載することにこだわったため、費用が膨れ上がりました。また、性能が高すぎて、十分なゲームソフトがそろいませんでした。プレステが「ゲーム」であることを忘れ、「総合コンピューター」だと勘違いをしていたのです。
同じことが今、AIの世界で起きています。上述のとおり、最先端AIとして有名な「チャットGPT」は、投資という目的を遂行するために設計されていません。これに対してSTOCK SIEVEは、AREA20の開発陣の執念により、「株」に特化したAIとして独自の発展を遂げました。投資判断には必要のない「文章生成」「画像生成」などの機能を排除し、開発費用も抑制しました。
とはいえ、STOCK SIEVEといえど予想を間違えることがあります。抽出した銘柄が値上りしないこともあります。株を買うか買わないか決めるのは、あくまで投資家本人です。
【編集部より】
※当サイトでは、アプリ開発者様、ゲーマー、一般の個人投資家様からの寄稿をお待ちしております。iPhone、iPad、アンドロイド、ウィンドウズのおすすめアプリや関連株式について、レビュー・評判・口コミの充実化を図っています。
STOCK SIEVE(ストックシーヴ)が言い当てた「大化け株」について、銘柄ごとに、そのプロセスを深掘りしていきます。
STOCK SIEVEは2023年3月10日、「ビューティ花壇」の株式を抽出しました。 葬儀用の花の販売会社です。
抽出前日の終値は290円でした。 直後は静かな値動きでしたが、4月に入るとじわじわと上昇。 5月になると一気に大化けしました。 5月17日には2409円を付けました。 なんと、2か月余りで株価が8倍以上に膨れ上がったのです。 途中でカリスマ相場師・山田亨氏(通称:トンピン)による買いが入り、連日のストップ高となりました。 長年の「上場ゴール銘柄」銘柄から脱し、相場の台風の目となりました。
ビューティ花壇は2006年に上場しました。華々しいIPOでした。2023年の「爆上げ」が起きるまで、株価は長期にわたって低迷しました。典型的な「上場ゴール」銘柄と見られていました。
それが、上場ゴール17年経って大化けするとは、誰も想像していませんでした。
ビューティ花壇は「生花祭壇(せいか・さいだん)」の専門業者です。熊本に本社があります。
生花祭壇とは、生花のみを使用して作成される祭壇のこと。祭壇とは、故人を偲ぶための壇です。
生花で飾ると費用が高くなるため、生花祭壇は大会社の社葬や著名人の葬儀などで使われることが多いです。生花祭壇では、故人の好んだ生花を使って、人柄がしのばれるデザインで作られるのが一般的です。
ビューティ花壇は、葬儀会社などを相手に、生花祭壇を提供しています。生花祭壇が売上高の55%を占めています。
このほか、葬儀関連会社や小売店に対して花を直販する卸売り事業も行っています。
事業 | 売上高(比率) |
---|---|
生花祭壇 | 32億円 (55%) |
生花卸売 | 18億円 (31%) |
結婚装花 | 3億円 (6%) |
※公式サイトより
http://www.beauty-kadan.co.jp/ir/statement.html
ビューティ花壇は2006年6月19日、東証「マザーズ」に上場しました。この時点では売上高の7割が生花祭壇でした。
なぜ熊本を拠点とする花屋さんが上場できたかというと、専門的な技術陣を上手に活用していたからです。当時すでに約100人と業界随一の技術者をそろえていました。
特にスペシャリストと呼ばれる技術者が8人いました。社葬クラスの全長20メートルに及ぶ生花祭壇は、スペシャリストが担当しました。日光の方向、時間の経過などを綿密に計算し、花をより美しく見せるための演出を施せる一流の人材です。
1990年代から2000年代にかけて、葬儀といえば、白木祭壇が一般的でした。生花祭壇はマイナーな存在でした。「利用者は社葬か著名人だけ」と言われていました。
しかし、小田敬史社長(当時)は「花の卸値を下げれば、生花祭壇は普及する」と考えました。当時、一般的に生花祭壇の設営料は白木祭壇の1.5倍。花代が料金に乗るためでした。
1997年、創業者・三島美佐夫氏から業務の指揮を任されるようになった小田社長は、花の卸値を下げる取り組みを始めます。それは、業界初の産地直送物流ルートの構築でした。
このころ、祭壇用の生花は、花市場などを経て卸業者に渡ってから葬儀会社に卸されていました。中間マージンは卸値の30%を占めていました。
さらに、花市場は隔日でしか開いていませんでした。このため、卸業者の多くは葬儀会社からの急な注文に備えて2~3日分の在庫を抱えておく必要がありました。その結果、末端業者の生花の廃棄率は10~20%に達していました。
小田社長は、産地直送物流ルートを開拓できれば、過剰在庫や廃棄ロスが減り、生花祭壇も半値にできる、と考えました。
1999年に福岡市、2000年に東京都に進出。熊本から営業エリアを広げていきました。そして「生花祭壇を半値で設営します」を売り言葉に取引を拡大します。取り扱い量の多さを武器に、生産者と交渉し、有利に買い取る体制を築きました。
顧客として多かったのは、中小葬儀会社でした。彼らは、豪華な葬儀場を抱える大手に対抗できる独自商品を探していたのです。
ビューティ花壇の上場(IPO)は鮮やかでした。公募売り出し価格の23万円(後に分割)に対し、初値は50万2000円(後に分割)でした。
初日の終値は53万6000円(後に分割)でした。その後の株式分割を加味した現在の株価(調整後)では、1340円でした。
ところが、株価がはその後伸びませんでした。長期にわたり初日の終値が最高値となったのです。それどころか、激しい下り坂を転げ落ちるような展開になります。
翌年の2007年には早々に200円台(調整後ベース)まで下降。2009年には100円台に突入します。上場初期に株を買った人は、大損となりました。その後も底を這うような状態が続きました。
上場時点の社長:小田敬史(おだ・けいし)氏は、自衛隊出身の異色の経営者でした。
1961年5月23日生まれ。熊本県出身。創業者の12歳年下。上場時点で45歳だした。
小田氏は高校時代、小田氏は飛行機のパイロットになるか、経営者になるか迷ったすえ「パイロットは若くなければなれない」と、防衛大学校に進学しました。
1985年、防衛大学を卒業(機械工学科)。陸上自衛隊に入隊しました。陸上自衛隊の幹部になり、ヘリコプターを操縦して大空を飛び回りました。
ビューティ花壇の創業者の三島美佐夫氏にヘッドハンティングされます。当時は個人事業でした。
1991年12月に三島氏が出資して「有限会社三樹」という新会社が設立され、 小田氏は取締役に就任します。
1997年、母体の「ビューティ花壇」も、個人事業から法人化され、「有限会社ビューティ花壇」に。小田氏は専務に就任します。社長(代表取締役)は創業者の三島美佐夫氏。
2000年、株式会社に改組。2003年、三島氏が会長となり、小田氏が社長に就任しました。小田社長のもとで上場が実現しました。
2009年9月、小田氏は社長を退任しました。創業者の三島美佐夫氏が名誉会長から社長に復帰しました。
三島美佐夫氏は1949年7月17日生まれ。熊本市出身。拓殖大学商学部卒。
1974年5月にビューティ花壇を創業しました。上場時に筆頭株主でした。上場前44%の株式を握っていました。2位の株主は小田氏で保有比率27%でした。
三島氏は2012年、本社を東京から創業地の熊本市に戻しました。
2020年9月、自分は会長となり、後任社長に舛田正一氏(1970年1月23日生)を充てました。
STOCK SIEVE(ストックシーブ)は2023年2月24日、東京通信グループの株式を抽出しました。
東京通信の株価は、STOCK SIEVEが抽出する前の2月20日、2月21日、ストップ高になっていました。このため、市場関係者の間では、既に高値警戒が出ていました。
しかし、STOCK SIEVEのAI(人工知能)ソフトは2月24日、自動的な判断により、東京通信を「買い銘柄」の一つとしてピックアップしました。すると、同日、再びストップ高を記録。さらに、その後の3月8日、再度のストップ高となり、上場来高値を更新しました。
この日は、日刊スポーツ新聞の報道が材料視されました。報道では、東京通信の出資先ベンチャー企業であるオーバース(佐藤義仁社長、資本金7000万円)が進める女子アイドル事業について、4月からメンバー募集が始まる、とされました。
この女子アイドル事業は、「アイドル3.0 プロジェクト(IDOL3.0 PROJECT)」という名称。「AKB48」「乃木坂46」などを生み出した秋元康(やすし)氏が総合プロデューサーに就任しています。
東京通信グループは、スマホ向けアプリの会社です。アプリが売上高の8割以上を占めています。
アプリ内に表示される広告を主な収入源としています。主力は「ゲーム」です。とくに簡単かつ短時間で遊べる「カジュアルゲーム」を得意としています。
業種 | スマホ向けアプリゲーム会社 |
設立 | 2015年5月 |
創業者 |
・古屋佑樹(ゆうき)
・外川穣(そとかわ・ゆずる) ※サイバーエージェントの子会社時代の古屋氏の上司(社長) |
上場 |
|
部門 (事業会社) |
|
決算期 | 12月 |
証券コード | 7359 |
ゲームアプリ業界関連株では、STOCK SIEVEが「大化け期待株」として配信した「サイバーステップ」が、実際に急騰しました。サイバーステップ(3810)は東証スタンダード上場のオンライン・ゲーム会社。Youtubeチャンネル「一月万冊」を運営する人気ユーチューバー兼起業家の清水有高(ゆうこう)氏(43歳)が監査役を務めていたことでも有名です。
年初の終値 | 年初来高値 (終値ベース) |
---|---|
387円
(1月4日) |
1104円
(6月8日) ※2.85倍 |
サイバーステップは、2022年6月に株価が急騰しました。 その直接の引き金となったのは、増資の発表です。 5月27日、創業者で現社長の佐藤類氏が追加出資を行うと発表。 その結果、市場でくすぶっていた資金繰り不安が解消され、新作ゲームの開発費が確保できるとして買い注文が殺到しました。 株価は10日間足らずで倍増しました。
業種 | オンライン・ゲーム会社 |
ロゴ |
![]() |
主力商品 |
|
業績の推移 | 2020年5月期まで順調に成長していた。 しかし、2021年5月期から主力ゲーム「トレバ」が失速し、急激に売上高が減った。 21年5月期、22年5月期、23年5月期の3期連続で営業赤字だった。 |
証券コード | 3810 |
1977年 | 香川県生まれ(実質的には東京出身) |
1998年 | 東京高専卒業 |
1998年 | フリーランスSE(システムエンジニア)として従事 |
1998年 | 仲間とともに事業の準備を開始 |
2000年 4月 |
個人事業主として創業(22歳)。小さなアパートの一室で始めた。 |
2000年 7月 |
有限会社を設立 |
2001年 8月13日 |
株式会社へ改組 |
2002年 | 自社で開発したオンライン・ゲームについて、韓国のゲーム会社と契約。韓国で大ヒットとなる。 |
2005年 | 結婚し、すぐに離婚 |
2006年 | 東証マザーズ上場 |
創業者・佐藤類氏は、インターネット環境の不便さに憤りを感じていた。
ウェブサイトを見る際、画像やデータを表示させるのに時間がかかった。またネット上にアップロードするには、ファイル転送のためのFTPソフトウエアを使わなくてはならなかった。
これでは、コンピューターを介したコミュニケーションがスムーズに進まない。「インターネット上を東京・渋谷駅前の交差点くらいに騒がしくしたい」と考えた。
多くのユーザーが常時双方向でコミュニケーションがとれる環境を提供すべく、起業へと動いた。
1998年に事業を立ち上げた。佐藤類社長を含めて4人でスタートした。このうち研究開発が2人。残りの2人は地域のポータルサイトを月1万円で作るなどして、日銭を稼いでいた。
その後、開発者を他社に派遣する商売を始め、経営を維持していた。
他社からの受託開発も手がけた。しかし、度重なる値引き合戦に嫌気が差した。 「これではただの受託業になってしまう」という危機感を抱いた。
2001年に思い切って受託の収入源を断ち切った。目先の売上を捨て、自社開発のみに絞ったのだ。
べンチャーキャピタルの出資を得て、自社開発に全力を投じる環境ができた。それが大きな転機となった。
ゲーム会社向けのミドルウエアを開発した。あまり売れなかったが、ホームページ上でソフトを動かす「Java」関連の技術の高さが、業界内で評判になった。
オンラインゲーム「ゲットアンプド(GetAmped)」を開発した。東京都調布市の小さな雑居ビルで作られた。
2002年5月に韓国のウィンディソフトが運営会社として名乗りを上げた。2004年5月から商用サービスを始めた。
ゲットアンプドでは、最大8人までのプレーヤーが参加できた。参加者がキャラクターを操り、他の人とバトルを繰り広げる。
キャラクターを自由にコーディネートできた。自分らしさを出すことができた。同時に、他のプレーヤーとコミュニケーションできた。それが口コミで高評価を得た。
ネットを介してデータを送受信する際、操作とキャラクター動作のずれがなく起こりがちだった。
しかし、GetAmped(ゲットアンプド)はそれが少なかった。快適に遊べ、爽快(そうかい)感を味わえる点が、評判になった。
オンラインゲーム市場は2005年ごろ、日本で市場規模が数百億円に達した。人気の中心を占めたのは、韓国や中国生まれのゲームだった。代表例が「ラグナロクオンライン」だった。
それでも、日本では家庭用ゲーム機が圧倒的なシェアを持っており、伸び悩んだ。
サイバーステップのゲームは、オンラインゲームの“本場”となっていた韓国で受け入れられた。並み居る韓国製ゲームを押しのけ、トップクラスの人気を獲得した。1000万人が登録した。
韓国では早くからブロードバンド(高速)通信網が普及した。優れたオンラインゲームが続々と登場した。
その勢いに目をつけたのが、中国を代表するIT企業といわれていた「盛大ネットワーク」だった。
盛大は上海で1999年からオンラインゲーム関連ビジネスを展開し、国内シェアで6割を持つ有力企業。2004年5月に米ナスダック市場に上場して話題となった。
サイバーステップは2002年に、この盛大から「ゲットアンプド」の提供を打診され、運営権ライセンスを締結した。運営権ライセンスとは、その国でのゲーム運営を、すべて任せるというものだ。
海外では、それぞれの国の企業とライセンス契約を結んだ。
通信事情も違えば許認可などの手続きも違う。自社で進出してサーバーを立ち上げ、ゲームを提供するのは難しい。
運営ノウハウを持つ現地企業に任せ、開発に徹した。中国に限らず韓国、タイ、台湾、インドネシアでも、運営権のライセンス提供を行った。
コンピューターの世界で懸念されるのが、「盗作」だ。具体的にはソースコード。つまりソフトの設計図だ。
似たゲームを出されて顧客を奪われてしまうことがある。とくに中国では、著作物のコピー問題が常に付きまとう。この点について、サイバーステップでは、開発はすべて自社で行ったうえで、暗号化をかけて中身を読み取られないようにして渡した。
従来のパッケージソフトは、開発から店頭に並ぶまでで流通が終了する。それに比べ、オンラインゲームはサービスを常に行なって来場者に継続して利用してもらうことが重要だ。それができればコンスタントに収益を上げられる事業でもある。
2006年7月5日、サイバーステップは東証マザーズに上場した。
上場したころには、オンラインゲーム市場がさらに拡大していた。年齢も国境も関係なく、瞬く間に世界中に広がるようになっていた。
そんななか、「ゲットアンプド」は強豪がひしめく本場・韓国でベスト3に食い込み、圧倒的な人気を誇る『リネージュ』『ミュー』と並ぶ勢いをみせた。
当時の韓国は、人口が5000万人にも満たないのに、ユーザー数が1000万に達したほどだった。
サイバーステップは、ゲームのローカライズをさらに進めた。各国の運営会社に協力してもらい、アイテムやオプションなどを現地のパートナーと意見交換しながら工夫していった。
例えば韓国ならテコンドーの要素を持ったアイテムを入れた。中国では、プレーヤー同士が同性でもゲーム上のキャラクターが男女であればオンライン上で結婚できる「結婚機能」を導入した。
銘柄 | 安値 | 高値 | 上昇率 |
---|---|---|---|
ニチリョク
(7578) |
188円
(2023年6月30日) PER:18.16 |
448円
(2023年7月7日) PER:18.04 |
2.3倍 |
出前館
(2484) |
392円
(2023年7月12日) PER:- |
578円
(2023年7月14日) PER:- |
1.4倍 |
エコートレーディング
(7427) |
795円
(2023年7月7日) PER:8.11 |
1,256円
(2023年7月14日) PER:11.24 |
2.7倍 |
フィーチャー
(4052) |
611円
(2023年6月2日) PER:- |
1,648円
(2023年6月8日) PER:- |
2.7倍 |
エニッシュ
(3667) |
465円
(2023年5月26日) PER:- |
919円
(2023年6月5日) PER:- |
1.98倍 |
セキュアヴェイル
(3042) ※5月抽出 |
250円
(2023年5月15日) PER:- |
324円
(2023年5月30日) PER:102.20 |
1.3倍 |
海帆
(3133) |
405円
(2023年5月15日) PER:- |
692円
(2023年5月22日) PER:- |
1.71倍 |
伊豆シャボテンリゾート
(6819) |
188円
(2023年5月2日) PER:16.31 |
372円
(2023年6月28日) PER:24.34 |
1.9倍 |
オークファン
(3674) ※5月抽出 |
516円
(2023年5月1日) PER:374.65 |
775円
(2023年7月3日) PER:545.77 |
1.5倍 |
FFRIセキュリティ
(3692) |
937円
(2023年4月7日) PER:201.50 |
1,277円
(2023年4月14日) PER:53.61 |
1.36倍 |
グッドパッチ
(7351) |
643円
(2023年4月3日) PER:43.11 |
983円
(2023年5月11日) PER:47.40 |
1.53倍 |
ANYCOLOR
(5032) |
3,965円
(2023年3月14日) PER:23.38 |
7,100円
(2023年3月24日) PER:32.88 |
1.79倍 |
カヤック
(3904) |
765円
(2023年3月2日) PER:14.52 |
1,379円
(2023年3月9日) PER:23.42 |
1.8倍 |
FIXER
(5129) |
1983円
(2023年1月10日) PER:27.79 |
3095円
(2023年1月16日) PER:30.76 |
1.56倍 |
Appier
(4180) |
1,324円
(2023年1月5日) PER:- |
2,175円
(2023年2月14日) PER:280.76 |
1.64倍 |
キャンバス
(4575) |
743円
(2022年11月21日) PER:- |
1,599円
(2022年12月19日) PER:- |
2.15倍 |
タカトリ
(6338) |
2,907円
(2022年10月19日) PER:34.06 |
8,730円
(2022年11月28日) PER:29.79 |
3.0倍 |
アイスタイル
(3660) |
454円
(2022年10月7日) PER:1,135.00 |
645円
(2022年12月14日) PER:1,607.50 |
1.42倍 |
ナガホリ
(8139) |
806円
(2022年10月3日) PER:61.81 |
1,661円
(2022年10月31日) PER:127.38 |
2.06倍 |
バンク・オブ・イノベーション
(4393) |
2,851円
(2022年9月26日) PER:- |
15,800円
(2022年11月1日) PER:- |
5.54倍 |
FRONTEO
(2158) |
711円
(2022年9月21日) PER:- |
1,076円
(2022年11月28日) PER:- |
1.51倍 |
アースインフィニティ
(7692) |
332円
(2022年8月31日) PER:- |
1,716円
(2022年10月7日) PER:102.29 |
5.16倍 |
ホーブ
(1382) |
1,609円
(2022年7月1日) PER:10.15 |
4,515円
(2022年7月6日) PER:16.55 |
2.8倍 |
アルマード
(4932) |
1,093円
(2022年7月1日) PER:16.35 |
1,659円
(2022年8月26日) PER:23.40 |
1.5倍 |
ガーラ
(4777) |
198円
(2022年5月19日) PER:- |
926円
(2022年6月10日) PER:- |
4.68倍 |
レオパレス21
(8848) |
191円
(2022年4月28日) PER:35.83 |
330円
(2022年5月27日) PER:3.86 |
1.73倍 |